
実は90%近くが…
「CDやDVDをドライバーに入れても、何も反応がない…」
「コンポにCDを入れても『No disc』と出る…」
こういったことは、誰しもが経験することではないでしょうか?
大抵の人がここで、「修理するのも高いし、買い換えよう」と考えます。
しかし…実はそれ、タダで直る場合がとても多いんです。しかも簡単に。
ディスク読み込み不良のうち 約90%は、タダで直る症状だったと言われています。
今回は、そんな タダで直せてしまう上に 簡単な修理方法をまとめたので紹介していきます。
読み取り部レンズを拭く
ディスクが読み込めないときの大半は、この方法で解決します。
まず、ドライバーのディスク受け皿(トレイ)を出します。(吸込み式は後で解説)

そしてこのトレイをよ~く見てください。

先ほどの画像を拡大すると、丸いレンズのような部品があるのが分かります。
これが、ディスクを読み取る部分で、このレンズがほこり被ったり ゴミが溜まったりすると、動作不良を起こしやすくなるのです。
ここを、わずかに湿っている程度の布で拭き掃除すると、復活します。
吸い込み式の場合

トレイ式は、比較的簡単に作業できますが、ゲーム機のように吸い込み式はどうするのでしょうか。
少々面倒ですが、これもバラしてレンズを清掃すればOKです。
どうしても、分解できない場合やレンズの位置が分からない場合には、ディスク型のレンズクリーナーがあります。
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本体を90°~180°傾ける

昔のプレイステーションは、CDの読み込みが悪くなると、本体を上下逆さまにしてCDを入れて読み込めるようにしていました。
単なる接触不良か、CDとセンサーの間が空きすぎている場合は、これで直ることが多いです。
別に逆さまにしなくても、ディスクの読み取りセンサーのある方に傾けると直ることが多いです。
室温を上げる
これは、そこまできちんとした方法ではありませんが、効果があった人が多いです。
夏は、特に必要ありませんが、冬の場合は 室温を20度くらいにしておくと、読み込みに成功することがあります。
科学的な理由はありませんが、お湯で洗濯すると汚れが落ちやすかったり、寒い場所で家電製品が壊れたりするのと同じように考えておけばよいでしょう。
ディスクの読み込みに限らず、精密なセンサー類が付いている機械は、温めると なぜか直る場合があります。