
なぜか知られない空気清浄機
皆さんは、空気清浄機を知っていますか?
ほとんどの人が、もちろん知っている!と答えるでしょうが、果たしてどこまで知っているでしょうか?
空気清浄機は、ただ空気をきれいにするだけではなく、除菌効果を持つものや、ハウスダストの低減などの効果があり、最近は、加湿器の機能を備えるものもあります。
実は、空気清浄機自体は知っていても、その機能や役割について詳しく知っている人は意外と少ないんです!
そのため、いざ空気清浄機を買うとなった時に、特にこだわりなく選んで失敗するパターンが後を絶ちません。空気清浄機の返品が多いのは このためです。
今回は、そんな失敗をしないために、空気清浄機の選び方を紹介していきます。
交換フィルターの値段が安いものを選ぶ

空気清浄機は、常に空気を吸い込み、吐き出している家電なので、定期的にフィルターを掃除したり 交換したりする必要があります。
交換が必要な場合は、適合製品の交換用フィルターを購入するのですが、その値段にも大きくバラつきがあって、2000円代~1万円を超えるようなものまであります。
こういうものは、プリンターと同じように 交換部品や消耗品を高く売って儲けようとしているところもあります。
もし、空気清浄機を購入する場合は、交換用フィルターの値段もチェックしておく必要があります。
加湿機能がついているものを選ぶ

先ほど書いたように、空気清浄機には加湿器の機能をそのまま搭載しているものもあります。
空気清浄機を買う際は、加湿機能がついているものを買うとよいでしょう。
おそらく、普通の空気清浄機+加湿器 よりも 加湿機能がついたものを購入する方が安上がりですし 一台で済むので場所をとりません。電気代も若干安くなりますしね。
加湿できる範囲は、浄化できる範囲よりも少し狭くなる感じです。
例(洋室の場合)
・浄化範囲…8畳 なら 加湿範囲6~7畳
・浄化範囲…12畳 なら 加湿範囲10畳
といった感じです。
散らかっている所は360°吸引がおすすめ
全方向から空気を吸い込んでくれる360°吸引の商品もあります。
通常の空気清浄機は、吸引口が一方向にしかありませんが、部屋の中で空気の対流(流れ)があるので 部屋中の空気をきれいにしてくれます。
しかし、近くに布団などほこりの出やすい物が置いてあったり、障害物が多くて空気がなかなか循環しないような状態だと、まんべんなく空気を拾うことが難しくなります。
そういった場所で役に立つのが360°吸引です。
これだと、空気の流れが起こらなくても 色々な方向から空気を吸い込んでくれるので、浄化の効率がUPします。
ただ、全方向から吸引するモデルは、エアフィルターの値段が高いことがあるので注意です。全部が全部…というわけではありませんが、本体以外にもフィルターの値段も一緒に調べておきましょう。
分解できるものを選ぶ
重要な決め手の一つに「分解のしやすさ」があります。
分解といっても、給気口や排気口付近のパーツや、水を入れるタンクがあれば、タンクが取り外せるかどうか くらいのものですが。
空気清浄機に限った話ではありませんが、空気を吸い込む系の家電は 必ずといってもいいほどカビやホコリに悩まされます。
そのため、水洗いがしやすい 分解できるタイプの空気清浄機を選ぶとよいでしょう。